2023年10月20日に発表されました「年収の壁・支援強化パッケージ」の対応について、
お知らせいたします。

 

　①１０６万円の壁への対応 ～「社会保険適用促進手当」の標準報酬算定除外　

　労働者が社会保険に加入するにあたり、事業主が労働者の保険料負担を軽減するために、
  事業主の判断により「社会保険適用促進手当」が支給された場合、その手当については、
  標準報酬月額・標準賞与額の算定に考慮しません。（被保険者負担分の保険料相当額を上限とする）

 

  ②１３０万円の壁への対応 ～「事業主の証明」による被扶養者認定
                                                                            （2023年10月20日適用）
　雇用関係にあるパート・アルバイトで働く方が、繁忙期等により一時的に収入が増加し、
  年間収入が１３０万円を超える見込みとなる場合において、直ちに認定資格を取消しする
  （不認定とする）のではなく、総合的に将来の収入見込みを判断します。
 

	働き方	収入増の要因の例
対象	雇用関係にある方 （パート・アルバイト）	人手不足・受注好調等による、労働時間や業務量の増加
対象外	雇用関係にない方 （フリーランス・自営業者）	基本給・時給 の上昇

 

【審査に必要な書類】

・一時的な収入変動に係る事業主の証明書　

事業主の証明様式.pdf

 

・雇用契約書　
       ※必要と判断した場合はその他の書類をご提出いただく場合がございます　

　

ご提出いただいた全ての書類を確認のうえ、総合的に判断致しますが、
証明書等の提出をもって必ずしも認定されるものではありません。

 

※本取扱いについては、2025年に制度の見直しが予定されています

関連リンク　年収の壁・支援強化パッケージ｜厚生労働省 (mhlw.go.jp)